「川瀬さん。おはようございます。ウメノです」
企業様の前で営業担当のウメノさんが立って待っていてくれていた。ひとりで行くのに比べて心強い。
聞けば、派遣社員の初出社には必ず派遣会社の営業担当が同行してくれるとのこと。ありがたい。
「おはようございます。ウメノさん、朝早くからありがとうございます」こういうビジネストークをするのは久しぶりすぎて。「あの。わたしの格好、変じゃないですかね」
「明日からはもう少し着崩しても問題ありませんよ」恋乃の会社を訪れたときの周囲の視線を思い出した。「スーツで印象が悪い、ということは決してございませんが、実際オフィスで働いてみてその場の雰囲気に合わせて頂ければと。だいたいの企業様が、デニムやタンクトップ以外であればオフィスカジュアルも割と許可されている状況にございます」
そっか。気負い過ぎたか。
ともあれ、いま帰宅する時間はないし、約束の時間があるからどうにもならない。……うーん。もう少しちゃんと聞いておけばよかったな。ハローワークとか、役所とか、提出する書類とか色々とありすぎて。傷病手当金も切り上げることになったし、そこまで頭が回らなかった。
「ご助言ありがとうございます」
企業様の前で営業担当のウメノさんが立って待っていてくれていた。ひとりで行くのに比べて心強い。
聞けば、派遣社員の初出社には必ず派遣会社の営業担当が同行してくれるとのこと。ありがたい。
「おはようございます。ウメノさん、朝早くからありがとうございます」こういうビジネストークをするのは久しぶりすぎて。「あの。わたしの格好、変じゃないですかね」
「明日からはもう少し着崩しても問題ありませんよ」恋乃の会社を訪れたときの周囲の視線を思い出した。「スーツで印象が悪い、ということは決してございませんが、実際オフィスで働いてみてその場の雰囲気に合わせて頂ければと。だいたいの企業様が、デニムやタンクトップ以外であればオフィスカジュアルも割と許可されている状況にございます」
そっか。気負い過ぎたか。
ともあれ、いま帰宅する時間はないし、約束の時間があるからどうにもならない。……うーん。もう少しちゃんと聞いておけばよかったな。ハローワークとか、役所とか、提出する書類とか色々とありすぎて。傷病手当金も切り上げることになったし、そこまで頭が回らなかった。
「ご助言ありがとうございます」



