花に溺れ恋に純情~僕様同期御曹司の愛が私を捕らえて離さない~

「ま、新卒の面接なんてばくち以外の何物でもないし、明るくて元気でガッツがあるか、そこを見ているんだけど、中途の場合はなにを残したかが見られるからね……主治医の許可が出てるってちゃんとアピールしてる?」

「いや。……別に休職なんて馬鹿正直に書くものじゃないと思ってたんだけど。ほんの数ヶ月程度なんだし」

「経歴詐称に繋がるからノーだね」今夜のあなたはちょっぴり厳しい。「花的には自分から言うのは辛いとは思うけど、そこも含めて企業側は選別するからね。正直に言わないと」

「そっか……なんか、わたし、あまく見てた。売り手市場って散々言われているからてっきり……どんどん内定貰えるものとばかり……」

「花は実力もあるし頑張ってきたんだから堂々としていればいいよ。面接なんて相性なんだし、真に受けることないって」

「そうかなー……。ちょっとわたし、職務経歴書手直ししてくる」

「……添削は要らない?」

「大丈夫。自分で頑張ってみる」

「そっか。応援している」

「ありがとう」

 パソコンに向かう。メールをチェックする。また、お見送り……。