そんなに大変なテストだったんだ…
「まぁ、自信を持て。お前たちは合格したんだから。誰にも文句は言われない」
そ、そういう問題かな…
「あぁ、ここが紗愛の教室になる」
1年、S組…
「ちなみにこの学校のクラス分けは成績順だ。S,A,B,C,Dの順に5クラスある。お前たちは2人ともSクラスになっている」
一番いいクラスだったんだ…
落ちないように気を付けようっ。
「席までは聞かされていないが、楽しめるといいな」
「はい!ありがとうございます!」
「おう」
***
「それでは次に寮の説明をする」
「寮ってどういう感じで決まるとかあるのか?」
「あぁ、一応ある。まず男子寮と女子寮というものがあってほとんどの生徒はそこに男女別で入れられる。それとは別に俺たち生徒会には『生徒会寮』というものが用意されている。これらは俺たちしか入れないようセキュリティが万全になっている」
「ってことは俺たちは男子寮、女子寮に入るってことか?」
「その予定だったんだが…」
「あの、何かあったんですか…?」
なんだか事情がありそうな秋羽先輩が言いやすいように聞いてみた。
「実は学園側のミスでお前たちも生徒会寮に入る手続きがされていたんだ。本当に申し訳ない。そのことについて理事長から話があるそうだから今から理事長室に行ってもいいか?」
生徒会寮…?
本当に秋羽先輩が申し訳なさそうにしている。
「え、えっと…はい」
どういうことかよくわからないけど…
***
「ここが理事長室だ。まず俺が入るから来いと言ったら入って来てくれ」
「わかりました」「りょーかーい」
ーーーコンコン
「理事長。転入生を連れて参りました。入ってもよろしいでしょうか?」
「はいはーい!入っておいで~」
あれ?
思ったより明るい人なのかな…?
まず秋羽先輩が入って何かお話をするみたい。
秋羽先輩が入ってから数分後に
「お前ら、入ってこい」
「紗愛、入ろっか?」
「うん、にぃに!」
ーーーガチャ
「「失礼します」」
「いらっしゃ~い!」
中に入ると、30代後半くらいの男性がふかふかのソファに座っていた。
「初めまして、鈴森紗愛さん、鈴森悠羽さん。僕はこの学園の理事長の皇です」
「初めまして、鈴森悠羽です。よろしくお願いします」
にぃにに続いて挨拶をする。
「初めまして、鈴森紗愛です!よろしくお願いします」
「元気がいいね、紗愛さん」
これは、褒められたってこと、かな…?
「ありがとうございます」
「まず、一つ君たちに謝らなければいけないことがある」
私とにいには顔を見合わせた。
なんだろう…?
「学園側の手違いで君たちの寮が生徒会寮になってしまっていたんだ。
特に紗愛さん。生徒会寮は男子しかいないのだが、大丈夫だろうか?」
だ、男子だけ…?
にいにが何か言おうとしたのを遮って話す。
「あの、にぃにはいるんですよね?」
「うん、隣の部屋ということになっているよ」
「なら、大丈夫です
ね、にぃに?」
にぃには納得していないような表情だったけど
「紗愛がいいなら、いいです」
と返事をしてくれた。
「よかったよ。
あぁ、できればこのことは内密にしてくれないかな?
さすがに手違いで女子が男子だけの寮に入ったことがバレるといろいろ言われてしまうからね」
ニコニコしながらそう言ってくる理事長さんに失礼だけど、ほんとにこの人理事長なのかな、と思ってしまった。
「それでは、2人には寮のルールや場所を説明しておきますね」
「あぁよろしくね京極」
「はい。行こうか、紗愛、鈴森」
「はい」「はーい」
「おや、珍しいね。京極が女の子の名前を呼ぶなんて」
秋羽先輩が女の子の名前を呼ぶのは珍しいことなのかな…?
「…別に、そんなことないです」
秋羽先輩はそう言って理事長室を出て行ってしまった。
「「失礼しました」」
私たちも理事長室を出て秋羽先輩に寮まで案内してもらう。
「まぁ、自信を持て。お前たちは合格したんだから。誰にも文句は言われない」
そ、そういう問題かな…
「あぁ、ここが紗愛の教室になる」
1年、S組…
「ちなみにこの学校のクラス分けは成績順だ。S,A,B,C,Dの順に5クラスある。お前たちは2人ともSクラスになっている」
一番いいクラスだったんだ…
落ちないように気を付けようっ。
「席までは聞かされていないが、楽しめるといいな」
「はい!ありがとうございます!」
「おう」
***
「それでは次に寮の説明をする」
「寮ってどういう感じで決まるとかあるのか?」
「あぁ、一応ある。まず男子寮と女子寮というものがあってほとんどの生徒はそこに男女別で入れられる。それとは別に俺たち生徒会には『生徒会寮』というものが用意されている。これらは俺たちしか入れないようセキュリティが万全になっている」
「ってことは俺たちは男子寮、女子寮に入るってことか?」
「その予定だったんだが…」
「あの、何かあったんですか…?」
なんだか事情がありそうな秋羽先輩が言いやすいように聞いてみた。
「実は学園側のミスでお前たちも生徒会寮に入る手続きがされていたんだ。本当に申し訳ない。そのことについて理事長から話があるそうだから今から理事長室に行ってもいいか?」
生徒会寮…?
本当に秋羽先輩が申し訳なさそうにしている。
「え、えっと…はい」
どういうことかよくわからないけど…
***
「ここが理事長室だ。まず俺が入るから来いと言ったら入って来てくれ」
「わかりました」「りょーかーい」
ーーーコンコン
「理事長。転入生を連れて参りました。入ってもよろしいでしょうか?」
「はいはーい!入っておいで~」
あれ?
思ったより明るい人なのかな…?
まず秋羽先輩が入って何かお話をするみたい。
秋羽先輩が入ってから数分後に
「お前ら、入ってこい」
「紗愛、入ろっか?」
「うん、にぃに!」
ーーーガチャ
「「失礼します」」
「いらっしゃ~い!」
中に入ると、30代後半くらいの男性がふかふかのソファに座っていた。
「初めまして、鈴森紗愛さん、鈴森悠羽さん。僕はこの学園の理事長の皇です」
「初めまして、鈴森悠羽です。よろしくお願いします」
にぃにに続いて挨拶をする。
「初めまして、鈴森紗愛です!よろしくお願いします」
「元気がいいね、紗愛さん」
これは、褒められたってこと、かな…?
「ありがとうございます」
「まず、一つ君たちに謝らなければいけないことがある」
私とにいには顔を見合わせた。
なんだろう…?
「学園側の手違いで君たちの寮が生徒会寮になってしまっていたんだ。
特に紗愛さん。生徒会寮は男子しかいないのだが、大丈夫だろうか?」
だ、男子だけ…?
にいにが何か言おうとしたのを遮って話す。
「あの、にぃにはいるんですよね?」
「うん、隣の部屋ということになっているよ」
「なら、大丈夫です
ね、にぃに?」
にぃには納得していないような表情だったけど
「紗愛がいいなら、いいです」
と返事をしてくれた。
「よかったよ。
あぁ、できればこのことは内密にしてくれないかな?
さすがに手違いで女子が男子だけの寮に入ったことがバレるといろいろ言われてしまうからね」
ニコニコしながらそう言ってくる理事長さんに失礼だけど、ほんとにこの人理事長なのかな、と思ってしまった。
「それでは、2人には寮のルールや場所を説明しておきますね」
「あぁよろしくね京極」
「はい。行こうか、紗愛、鈴森」
「はい」「はーい」
「おや、珍しいね。京極が女の子の名前を呼ぶなんて」
秋羽先輩が女の子の名前を呼ぶのは珍しいことなのかな…?
「…別に、そんなことないです」
秋羽先輩はそう言って理事長室を出て行ってしまった。
「「失礼しました」」
私たちも理事長室を出て秋羽先輩に寮まで案内してもらう。


