質問するとトミはキヨと自分が手にしている茶碗を交互に見つめて「あれ? わたし、どうしてここにこんなものを持って来たんだっけ?」
と、首をかしげた。
「あぁ、それの茶碗は私が頼んだものよ」
「そうでしたっけ?」
茶碗は唐草模様のごく一般的な茶碗に見えた。
どこもかけたところもなく、上質なものだと思える。
「触ってもいい?」
質問するとトミは一瞬眉を寄せた。
これに付着していた粉を食べた使用人が倒れているのだから、そう簡単にふれることはできないだろうとキヨも思っていた。
だけど嫁に来たとはいえ座敷牢に閉じ込められている身。
キヨが倒れたところで家人たちが慌てるとは思えなかった。
と、首をかしげた。
「あぁ、それの茶碗は私が頼んだものよ」
「そうでしたっけ?」
茶碗は唐草模様のごく一般的な茶碗に見えた。
どこもかけたところもなく、上質なものだと思える。
「触ってもいい?」
質問するとトミは一瞬眉を寄せた。
これに付着していた粉を食べた使用人が倒れているのだから、そう簡単にふれることはできないだろうとキヨも思っていた。
だけど嫁に来たとはいえ座敷牢に閉じ込められている身。
キヨが倒れたところで家人たちが慌てるとは思えなかった。



