座敷牢令嬢は今日も謎を解く

「キヨ様、おはようございます」
そんな声がすぐ枕元から聞こえてきて「ヒャアア!!」となさけない悲鳴を上げてしまった。
顔をやるとトミが礼儀正しく座っている。
「い、いつの間に来たの!?」

夢の中と同じく田中がすぐ近くにいると思っていたキヨはトミの姿に目をパチクリさせる。
「驚かせてごめんなさい。だけど色々とわかったのですぐに知らせたくて」
謝りながらもトミは全然申し訳無さそうな顔をしていない。

キヨはゴホンと咳払いをして布団から出た。
手早く布団を畳んでトミの前に正座をする。