自分自身のことはまったく気にせず、サージェに悪意を向けられても、平然と受け流していた。
でも今は、勝手に恋人を名乗っていたサージェに怒り、まだ幼い少年を気に掛けて、何かあれば頼るようにと告げていた。
それが嬉しくてたまらない。
(でも、まだ足りない。もっと、エーリヒを幸せにしたい)
そんなことを思ってしまうクロエは、実は愛がとても重いタイプだったのかもしれない。
前世でも今でも、恋をしたことがなかったので知らなかった。
「どうした?」
自分を見つめたまま動かないクロエに、エーリヒがそう尋ねる。
「ううん、何でもない。それより、依頼はどんなものだったの?」
この町で受けた依頼について、質問する。
サージェを捕縛して名を上げたことにより、エーリヒには指名依頼が入るようになった。
クロエはアリーシャに連絡し、目的は達したこと。でもエーリヒの名を上げるために、いくつか指名依頼を受けたいということを報告し、了承を得ている。
サージェを捕らえたことで、王都でもエーリヒのことが話題になっているとアリーシャが教えてくれた。
もともと移民であるクロエとの真実の愛が話題になり、しかもあの容貌である。さらに魔導師を捕縛できるくらい強いとなれば、噂になるのも理解できる。
騎士はほとんど名誉職なので、近衛騎士だったエーリヒがそこまで強いとは、誰も思わなかったようだ。
正直に言えば、クロエだってエーリヒが強いとは思わなかった。
あの優美な姿には、剣よりも花が似合いそうだ。
でも実際のエーリヒはとても強く、さらにクロエの補助魔法でさらに無敵状態である。
でも今は、勝手に恋人を名乗っていたサージェに怒り、まだ幼い少年を気に掛けて、何かあれば頼るようにと告げていた。
それが嬉しくてたまらない。
(でも、まだ足りない。もっと、エーリヒを幸せにしたい)
そんなことを思ってしまうクロエは、実は愛がとても重いタイプだったのかもしれない。
前世でも今でも、恋をしたことがなかったので知らなかった。
「どうした?」
自分を見つめたまま動かないクロエに、エーリヒがそう尋ねる。
「ううん、何でもない。それより、依頼はどんなものだったの?」
この町で受けた依頼について、質問する。
サージェを捕縛して名を上げたことにより、エーリヒには指名依頼が入るようになった。
クロエはアリーシャに連絡し、目的は達したこと。でもエーリヒの名を上げるために、いくつか指名依頼を受けたいということを報告し、了承を得ている。
サージェを捕らえたことで、王都でもエーリヒのことが話題になっているとアリーシャが教えてくれた。
もともと移民であるクロエとの真実の愛が話題になり、しかもあの容貌である。さらに魔導師を捕縛できるくらい強いとなれば、噂になるのも理解できる。
騎士はほとんど名誉職なので、近衛騎士だったエーリヒがそこまで強いとは、誰も思わなかったようだ。
正直に言えば、クロエだってエーリヒが強いとは思わなかった。
あの優美な姿には、剣よりも花が似合いそうだ。
でも実際のエーリヒはとても強く、さらにクロエの補助魔法でさらに無敵状態である。


