滞在している間に少し荷物が増えてしまったが、アイテムボックスがあるから問題ない。
移動は身ひとつで可能である。
そして予定通りに明後日の朝には宿を引き払い、馴染みとなったギルド員に惜しまれながら、借りた馬車で次の町に移動した。
引き払うことを宿の受付に伝えると、馬車の手配と次の宿の予約もしてくれた。
どうやら、マードレット公爵家からの通達のようである。
きっと向こうとしても、ふたりの居場所を把握しておきたいのだろうと考えて、素直に利用させてもらうことにした。
「少し遠いから、到着するのは夜中になってしまうかもしれない。途中で休憩も入れるから、疲れたら言ってほしい」
エーリヒがそう気遣ってくれる。
「うん、ありがとう」
クロエは頷いて、馬車の窓から外を見つめた。
さすがに貴族専用宿が手配した馬車なので、マードレット公爵家の馬車と同じくらい、乗り心地が良い。
馬車は順調に走り、予定通り真夜中に目的の町に到着した。
こんな時間だったが、宿ではすぐに部屋に通してくれる。
二階の奥まった場所で、以前と同じように、広くて綺麗な部屋である。
ただ、寝室には大きなダブルベッドがひとつだけ。
最初からひとつだけというのも、少し恥ずかしいような気がする。でも、最初の宿でもずっと一緒に寝ていたのだから、問題ないのかもしれない。
ふたりは婚約者で、すべて解決したら結婚する予定なのだから。
「クロエ、疲れただろうから、もう寝たほうがいい」
「うーん、お風呂だけ入りたいな」
バスルームも大きくて気持ちよさそうだ。
移動は身ひとつで可能である。
そして予定通りに明後日の朝には宿を引き払い、馴染みとなったギルド員に惜しまれながら、借りた馬車で次の町に移動した。
引き払うことを宿の受付に伝えると、馬車の手配と次の宿の予約もしてくれた。
どうやら、マードレット公爵家からの通達のようである。
きっと向こうとしても、ふたりの居場所を把握しておきたいのだろうと考えて、素直に利用させてもらうことにした。
「少し遠いから、到着するのは夜中になってしまうかもしれない。途中で休憩も入れるから、疲れたら言ってほしい」
エーリヒがそう気遣ってくれる。
「うん、ありがとう」
クロエは頷いて、馬車の窓から外を見つめた。
さすがに貴族専用宿が手配した馬車なので、マードレット公爵家の馬車と同じくらい、乗り心地が良い。
馬車は順調に走り、予定通り真夜中に目的の町に到着した。
こんな時間だったが、宿ではすぐに部屋に通してくれる。
二階の奥まった場所で、以前と同じように、広くて綺麗な部屋である。
ただ、寝室には大きなダブルベッドがひとつだけ。
最初からひとつだけというのも、少し恥ずかしいような気がする。でも、最初の宿でもずっと一緒に寝ていたのだから、問題ないのかもしれない。
ふたりは婚約者で、すべて解決したら結婚する予定なのだから。
「クロエ、疲れただろうから、もう寝たほうがいい」
「うーん、お風呂だけ入りたいな」
バスルームも大きくて気持ちよさそうだ。


