甘えられているような気がしたので、昨日のように、タオルで優しく髪を拭いてあげた。
エーリヒは気持ちよさそうに、目を細めている。
まるで大きい犬のようで、とても可愛かった。
「今日はお疲れ様。何もしなくてごめんね」
「見学していてと言ったのは、俺だから。それに地下道の魔物は、あんなのばかりだから」
「そうなのね……」
王都でよく魔物退治をしていたエーリヒは、あれを相手にしていたようだ。
「次は、どうするの?」
「これで地下道の魔物はしばらく出ないだろうから、クロエの魔法の練習も兼ねて、別の場所の依頼を探してみる」
「別の場所?」
どうやら地下道だけに魔物が出る王都とは違い、他にも出る場所があるようだ。
「どこにいくの?」
「草原に、小型の魔物が出ている。次はそこにしようと思っていたが、どうやら『特別依頼』になった魔物退治があるらしい」
「え、特別依頼?」
達成すれば、かなりの功績になる依頼である。
しかも魔物退治ならば、困っている人たちを助けることができる。
「ああ。町の北側に森がある。そこに強い魔物が住み着いてしまって、被害も複数出ているそうだ」
「でも魔物退治で特別依頼だと、かなり強い、のよね?」
不安になって、思わずそう聞いてしまった。
たとえ目的に近付いても、それでエーリヒが怪我をするようなことがあったら、大変だ。
「大丈夫。俺には最強の盾があるし」
そう言って、エーリヒは自分の腕に触れる。
以前、クロエがどんな攻撃も退ける魔法を掛けてしまったところだ。
「でも、私の魔法だから、万全じゃないかもしれないよ」
エーリヒは気持ちよさそうに、目を細めている。
まるで大きい犬のようで、とても可愛かった。
「今日はお疲れ様。何もしなくてごめんね」
「見学していてと言ったのは、俺だから。それに地下道の魔物は、あんなのばかりだから」
「そうなのね……」
王都でよく魔物退治をしていたエーリヒは、あれを相手にしていたようだ。
「次は、どうするの?」
「これで地下道の魔物はしばらく出ないだろうから、クロエの魔法の練習も兼ねて、別の場所の依頼を探してみる」
「別の場所?」
どうやら地下道だけに魔物が出る王都とは違い、他にも出る場所があるようだ。
「どこにいくの?」
「草原に、小型の魔物が出ている。次はそこにしようと思っていたが、どうやら『特別依頼』になった魔物退治があるらしい」
「え、特別依頼?」
達成すれば、かなりの功績になる依頼である。
しかも魔物退治ならば、困っている人たちを助けることができる。
「ああ。町の北側に森がある。そこに強い魔物が住み着いてしまって、被害も複数出ているそうだ」
「でも魔物退治で特別依頼だと、かなり強い、のよね?」
不安になって、思わずそう聞いてしまった。
たとえ目的に近付いても、それでエーリヒが怪我をするようなことがあったら、大変だ。
「大丈夫。俺には最強の盾があるし」
そう言って、エーリヒは自分の腕に触れる。
以前、クロエがどんな攻撃も退ける魔法を掛けてしまったところだ。
「でも、私の魔法だから、万全じゃないかもしれないよ」


