そこに、キリフとクロエの父が参加することも教えてもらった。
「ありがとう。希望通りにしてもらって、感謝すると伝えてください」
王族は全員参加するらしいので、カサンドラも参加するに違いない。
クロエはその日まで、リーノと念入りに打ち合わせをしたり、エーリヒとダンスの練習をしたりして過ごした。
そして、数日後に王城でパーティが開かれた。
朝から準備に追われ、ひさしぶりにドレスを着たクロエは、もうパーティが開催される前から疲れ果ててしまった。
でもクロエよりも、エーリヒの方が緊張しているように見える。
作戦とはいえ、カサンドラの前に立つことになるのだ。過去のトラウマが蘇ってしまったのかもしれない。
「エーリヒ、大丈夫。何があっても、私が絶対に守るから」
そう言うと、ドレス姿のクロエを見つめていたエーリヒは、ふと笑みを浮かべた。
「俺は大丈夫だ。ただ、クロエのことが心配で」
「私も大丈夫よ。王女殿下はリーノさんが引き受けてくれるし、私は陰でこっそり魔法を使うだけだから」
「そうか。でも、用心してほしい。もし王女の意識が少しでもクロエに向いたら、中止してくれ」
「うん、わかった」
クロエは頷く。
それを聞いてようやく安心したらしいエーリヒは、クロエのドレス姿を見て、目を細めた。
「今日のドレスも、とても似合っている。綺麗だ」
「……ありがとう」
そういうエーリヒの正装も、誰にも見せたくないくらい、格好良かった。
客間に向かってみれば、リーノも正装していた。
「目立つように頑張ってみたの」
「ありがとう。希望通りにしてもらって、感謝すると伝えてください」
王族は全員参加するらしいので、カサンドラも参加するに違いない。
クロエはその日まで、リーノと念入りに打ち合わせをしたり、エーリヒとダンスの練習をしたりして過ごした。
そして、数日後に王城でパーティが開かれた。
朝から準備に追われ、ひさしぶりにドレスを着たクロエは、もうパーティが開催される前から疲れ果ててしまった。
でもクロエよりも、エーリヒの方が緊張しているように見える。
作戦とはいえ、カサンドラの前に立つことになるのだ。過去のトラウマが蘇ってしまったのかもしれない。
「エーリヒ、大丈夫。何があっても、私が絶対に守るから」
そう言うと、ドレス姿のクロエを見つめていたエーリヒは、ふと笑みを浮かべた。
「俺は大丈夫だ。ただ、クロエのことが心配で」
「私も大丈夫よ。王女殿下はリーノさんが引き受けてくれるし、私は陰でこっそり魔法を使うだけだから」
「そうか。でも、用心してほしい。もし王女の意識が少しでもクロエに向いたら、中止してくれ」
「うん、わかった」
クロエは頷く。
それを聞いてようやく安心したらしいエーリヒは、クロエのドレス姿を見て、目を細めた。
「今日のドレスも、とても似合っている。綺麗だ」
「……ありがとう」
そういうエーリヒの正装も、誰にも見せたくないくらい、格好良かった。
客間に向かってみれば、リーノも正装していた。
「目立つように頑張ってみたの」


