「うん、良い買い物ができたかも」
新鮮な海鮮がたっぷり買えたので、王都に戻ってからも、色々な料理が作れるだろう。
「まずはたこ焼きパーティでしょう? あとは、魚は味噌漬けにしておいて……」
どんな料理を作ろうかとわくわくしていると、エーリヒが港町の活気を嬉しそうに見つめていることに気が付いた。
「エーリヒ、どうしたの?」
「うん。俺が魔物退治をしたことで、こんなに港町が賑わっているのを見て、何だか嬉しくて」
柔らかく微笑んだ姿は、エーリヒを見慣れているクロエでも、見惚れてしまうくらい綺麗だった。
自分自身に価値などないと思っていたエーリヒ。
でも、その考えも少しずつ変わっているようで、クロエはそれがとても嬉しかった。
「そうだね。エーリヒのお陰で、私もたくさん買い物できたよ。ありがとう」
笑顔でそう言う。
「クロエの役に立てたようで、何よりだ」
買い物が終わったあとは、海が見えるように作られた遊歩道をゆっくりと歩き、屋台ではなくレストランで食事をする。
海鮮を使ったパスタが、とても美味しかった。
翌日の朝になると、マードレット公爵家から迎えの馬車が来た。
それに乗って、王都に向かう。
アリーシャには、ジーナシス王国の人と旅先で知り合い、連れて行くと伝言してもらった。
「一応、確認しておきたいことがあるの」
馬車で移動している最中、リーノはクロエにこう尋ねた。
「クロエさんは、これからも魔女であることは公表しないつもりなの?」
「はい、そう思っています」
クロエはきっぱりとそう告げた。
これは、事前にエーリヒとも相談して決めたことだ。
新鮮な海鮮がたっぷり買えたので、王都に戻ってからも、色々な料理が作れるだろう。
「まずはたこ焼きパーティでしょう? あとは、魚は味噌漬けにしておいて……」
どんな料理を作ろうかとわくわくしていると、エーリヒが港町の活気を嬉しそうに見つめていることに気が付いた。
「エーリヒ、どうしたの?」
「うん。俺が魔物退治をしたことで、こんなに港町が賑わっているのを見て、何だか嬉しくて」
柔らかく微笑んだ姿は、エーリヒを見慣れているクロエでも、見惚れてしまうくらい綺麗だった。
自分自身に価値などないと思っていたエーリヒ。
でも、その考えも少しずつ変わっているようで、クロエはそれがとても嬉しかった。
「そうだね。エーリヒのお陰で、私もたくさん買い物できたよ。ありがとう」
笑顔でそう言う。
「クロエの役に立てたようで、何よりだ」
買い物が終わったあとは、海が見えるように作られた遊歩道をゆっくりと歩き、屋台ではなくレストランで食事をする。
海鮮を使ったパスタが、とても美味しかった。
翌日の朝になると、マードレット公爵家から迎えの馬車が来た。
それに乗って、王都に向かう。
アリーシャには、ジーナシス王国の人と旅先で知り合い、連れて行くと伝言してもらった。
「一応、確認しておきたいことがあるの」
馬車で移動している最中、リーノはクロエにこう尋ねた。
「クロエさんは、これからも魔女であることは公表しないつもりなの?」
「はい、そう思っています」
クロエはきっぱりとそう告げた。
これは、事前にエーリヒとも相談して決めたことだ。


