「そろそろ良い時間ね。今日はひとりで寝るわ」
そう言ってリーノは立ち上がる。
「え、でも」
彼女が同行している間は、一緒に寝ようと思っていたクロエは戸惑う。
「大丈夫よ。私が幼いのは見た目だけ。それに、恋人同士で一緒にいた方が良いでしょう?」
「ええ、ありがとう」
せっかくそう言ってくれたのだからと、先にリーノにお風呂に入ってもらい、クロエはエーリヒの部屋に行くことにした。
扉を叩いて、彼の名前を呼ぶ。
「エーリヒ、入ってもいい?」
そう言った途端、扉が開かれた。
「クロエ、どうした?」
「今日は、エーリヒと一緒に寝ようかと思って」
「話はもういいのか?」
クロエがリーノに色々と聞けるように、ふたりを同室にしてくれていたのだ。
「うん。色んな話をしてもらったわ。それに、まだこれからも話を聞く機会はあるから、今日はエーリヒと一緒にいたいの」
「そうか」
エーリヒは笑顔で頷き、クロエを部屋に入れてくれた。
リーノとの出会いはとても幸運だったと感謝しているが、それでもひさしぶりにふたりきりになれたのは、嬉しい。
ふたりでソファーに横並びに座り、クロエはエーリヒの肩に寄りかかった。
「ジーナシス王国にいる、他の魔女の話を色々と聞いたの」
エーリヒはそんなクロエの髪を優しく撫でながら、話を聞いてくれる。
「魔女が生まれたら、五歳まで魔法の使えない部屋で育てられるそうよ。やっぱり魔女には、自制心が大事なのね」
「王女には、一番欠如しているものだな」
「そうね」
クロエはまだ一度しか会っていないが、カサンドラがどれだけ横暴なのか、アリーシャから聞かされていた。
そう言ってリーノは立ち上がる。
「え、でも」
彼女が同行している間は、一緒に寝ようと思っていたクロエは戸惑う。
「大丈夫よ。私が幼いのは見た目だけ。それに、恋人同士で一緒にいた方が良いでしょう?」
「ええ、ありがとう」
せっかくそう言ってくれたのだからと、先にリーノにお風呂に入ってもらい、クロエはエーリヒの部屋に行くことにした。
扉を叩いて、彼の名前を呼ぶ。
「エーリヒ、入ってもいい?」
そう言った途端、扉が開かれた。
「クロエ、どうした?」
「今日は、エーリヒと一緒に寝ようかと思って」
「話はもういいのか?」
クロエがリーノに色々と聞けるように、ふたりを同室にしてくれていたのだ。
「うん。色んな話をしてもらったわ。それに、まだこれからも話を聞く機会はあるから、今日はエーリヒと一緒にいたいの」
「そうか」
エーリヒは笑顔で頷き、クロエを部屋に入れてくれた。
リーノとの出会いはとても幸運だったと感謝しているが、それでもひさしぶりにふたりきりになれたのは、嬉しい。
ふたりでソファーに横並びに座り、クロエはエーリヒの肩に寄りかかった。
「ジーナシス王国にいる、他の魔女の話を色々と聞いたの」
エーリヒはそんなクロエの髪を優しく撫でながら、話を聞いてくれる。
「魔女が生まれたら、五歳まで魔法の使えない部屋で育てられるそうよ。やっぱり魔女には、自制心が大事なのね」
「王女には、一番欠如しているものだな」
「そうね」
クロエはまだ一度しか会っていないが、カサンドラがどれだけ横暴なのか、アリーシャから聞かされていた。


