花畑の近くで助けた少女は、この集落の子どもではなかった。
だがここの子どもたちと顔見知りで、よくあの花畑で一緒遊んでいたらしい。
クロエが不思議に思ったのは、この集落の子どもたちは、あの少女よりも年上の子どもが何人かいたのに、全員がお姉ちゃんと呼んでいたと聞いたからだ。
(すごく、大人っぽい子だったのかな?)
見た目は少しこの国の貴族のように見えるが、少女自身は、北方から来た移民だと言っていたようだ。
「じゃあきっと、この子の両親が心配しているよね……」
すぐに探して連絡しなくてはと思ったが、この集落の人たちも、少女について何も知らなかった。
(どこから来たのかしら?)
聞いてみれば良いと思うが、少女は高熱にうなされていて、受け答えもあいまいな状態である。
両親が心配してるかもしれないと思うと、病状が落ち着くのを待つよりも、探したほうが良いかもしれない。
少女が本当に移民ならば、先ほどクロエたちを立ち入り禁止にした町ではないだろう。集落の人たちに聞いたところ、あの町は自分たちで警備団を作り、移民の立ち入りを禁止しているそうだ。
クロエたちが入り口で拒絶されたのは、病気の少女だけが理由ではなく、移民のように見えるクロエの黒髪のせいかもしれない。
昨日まで滞在していた町にも移民がいたことを考えると、少女はそこから来た可能性が高い。
「町に戻って、あの子どもの両親が探していないか、探してみる」
エーリヒがそう言ってくれた。
「どのみちギルドに指名依頼について、事情を説明しなくてはならない」
あの町からの指名依頼は、受けないと決めたようだ。
だがここの子どもたちと顔見知りで、よくあの花畑で一緒遊んでいたらしい。
クロエが不思議に思ったのは、この集落の子どもたちは、あの少女よりも年上の子どもが何人かいたのに、全員がお姉ちゃんと呼んでいたと聞いたからだ。
(すごく、大人っぽい子だったのかな?)
見た目は少しこの国の貴族のように見えるが、少女自身は、北方から来た移民だと言っていたようだ。
「じゃあきっと、この子の両親が心配しているよね……」
すぐに探して連絡しなくてはと思ったが、この集落の人たちも、少女について何も知らなかった。
(どこから来たのかしら?)
聞いてみれば良いと思うが、少女は高熱にうなされていて、受け答えもあいまいな状態である。
両親が心配してるかもしれないと思うと、病状が落ち着くのを待つよりも、探したほうが良いかもしれない。
少女が本当に移民ならば、先ほどクロエたちを立ち入り禁止にした町ではないだろう。集落の人たちに聞いたところ、あの町は自分たちで警備団を作り、移民の立ち入りを禁止しているそうだ。
クロエたちが入り口で拒絶されたのは、病気の少女だけが理由ではなく、移民のように見えるクロエの黒髪のせいかもしれない。
昨日まで滞在していた町にも移民がいたことを考えると、少女はそこから来た可能性が高い。
「町に戻って、あの子どもの両親が探していないか、探してみる」
エーリヒがそう言ってくれた。
「どのみちギルドに指名依頼について、事情を説明しなくてはならない」
あの町からの指名依頼は、受けないと決めたようだ。


