✳︎
階段を下りるたびに空気が変わっていくのが分かった。
上のフロアにあった喧騒は、
一段、また一段と降りるごとに、全部が遠ざかっていく。
……ここ、だ。
地下の通路は、船の構造とは思えないほど無機質だった。
装飾も灯りも最低限。
奥へ進むと、鉄格子が見えた。
……牢獄。
そして思考が、一瞬止まった。
檻のように区切られた部屋に………見覚えのある顔。
「……」
声が、出なかった。
…… Aegisの、仲間たち。
仮面の奥で息を呑み、ゆっくりと檻に近づく。
「……っ、誰……?」
かすれた声が、こちらに気づく。
「……えっ、 彩葉…!?」
「………みんな、無事だったんだね……。」
言葉を選ぶ余裕なんてなかった。
生きている。
それが分かっただけで、喉の奥が熱くなる。
階段を下りるたびに空気が変わっていくのが分かった。
上のフロアにあった喧騒は、
一段、また一段と降りるごとに、全部が遠ざかっていく。
……ここ、だ。
地下の通路は、船の構造とは思えないほど無機質だった。
装飾も灯りも最低限。
奥へ進むと、鉄格子が見えた。
……牢獄。
そして思考が、一瞬止まった。
檻のように区切られた部屋に………見覚えのある顔。
「……」
声が、出なかった。
…… Aegisの、仲間たち。
仮面の奥で息を呑み、ゆっくりと檻に近づく。
「……っ、誰……?」
かすれた声が、こちらに気づく。
「……えっ、 彩葉…!?」
「………みんな、無事だったんだね……。」
言葉を選ぶ余裕なんてなかった。
生きている。
それが分かっただけで、喉の奥が熱くなる。

