都市伝説系ネットミームについて

「あんたにお守り持たせておいてよかったって、お父さんとおじいちゃんが言っていたわよ。退院してからでいいから、ちゃんとお礼を言わなきゃね」
「うん。そうだね」

わたしは頷き、床頭台の上に置いてある赤いお守り袋へ視線を向けた。
お父さんたちはわたしの異変に気が付いていたようで、寝ている間にこっそりお守りをポケットに入れてくれていたようだ。
それがなければわたしは今ここにはいなかったかもしれない。

そして、他の子たちも……。
「こんにちは!」
元気な声で入ってきたのは希美ちゃんだ。
無事に戻ってこられた涼介くんもそのあとに続く。
「こんにちは。亜理紗さんは?」