都市伝説系ネットミームについて

ポンッとスマホのプッシュ機能の音が聞こえてきて枕元においておいたスマホに視線を向ける。
《【速報】中学2年生の△△亜理紗さんが機能から行方不明になっています》
瞬間、亜理紗さんがいなくなったときの光景を思い出す。
亜理紗さんはわたしの目の前でシミになって消えて行った。

黒目のない、真っ白な目だけがいつまでもわたしを見ていた。
なぜ彼女が最後に微笑んだのかわからない。
彼女はなんの役にも絶たなかったわたしのことを恨んでいなかったんだろうか。
のそのそとベッドから起き上がると着替えもせずパソコンを立ち上げた。

希美ちゃんは一週間でちゃんと戻ってきた。
だからきっと亜理紗さんも帰ってくるはずだ。