王子様、私はヒロインじゃありませんよ!?

 あの後、私たちは様子を見に来た先生によって、体育倉庫から出ることができた。


 なんか、いろいろありすぎて、その瞬間まで閉じ込められてたこと忘れてたけど……。


 でも、未だに私たちを閉じ込めた犯人は見つかっていない。


 
 そして、数日後ー……。



 私は、いつも通り、何の変哲もない日々を送っている。


 変わったのは……、下校の時に青峰君が「一緒に帰らない?」って誘いに来るようになったくらい。


 休み時間は女子に囲まれて抜け出せないみたいだし。


 というか、日直の仕事を頼まれたとき、青峰君が神子戸ちゃんに言ってた、「埋め合わせ」って、何だろ?


 青峰君は、ただの噂って言ってたけど、そうは思えないんだよなー。あの二人。


 ま、私には関係ありませんけどー。


《キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン》