「最初は鷹井さん自らキャラクターデザインを考えたんですけどね、もう絶望的にセンスがなくて! あ、今度そのときのデザイン画を持ってきますね。絶対に笑えますから」
「……クライアントに笑いを提供する必要はない」
渋い顔をする楓に雄大は明るい笑い声をあげる。
「冗談ですよ、冗談!」
「結局、トキルのデザインはどなたが考えたんですか?」
仕事の話が一段落したあとの雑談。志桜は苦手でいつもはうまくいかないのだが、話上手な雄大のおかげか自然とそんな質問が出た。
「俺もこいつもセンスがなかったからプロに任せた。大正解だったな」
楓の答えに雄大は不満たっぷりなようだ。口をとがらせ反論する。
「僕は鷹井さんよりはだいぶマシでしたからね。やっぱり今度デザイン画を持ってきて、おふたりにジャッジしてもらおうかな~」
打ち合わせが終わり、一階までふたりを見送りに行くとき。愛奈が積極的に楓に話しかけていて、彼はほほ笑みながらそれを聞いている。
「先日は本当にありがとうございました。お部屋をお借りできてすごく助かりました。よかったら今度、なにかお礼をさせてもらえませんか?」
「いえ。どうせ使う予定もなかったですから、お気になさらず」
「……クライアントに笑いを提供する必要はない」
渋い顔をする楓に雄大は明るい笑い声をあげる。
「冗談ですよ、冗談!」
「結局、トキルのデザインはどなたが考えたんですか?」
仕事の話が一段落したあとの雑談。志桜は苦手でいつもはうまくいかないのだが、話上手な雄大のおかげか自然とそんな質問が出た。
「俺もこいつもセンスがなかったからプロに任せた。大正解だったな」
楓の答えに雄大は不満たっぷりなようだ。口をとがらせ反論する。
「僕は鷹井さんよりはだいぶマシでしたからね。やっぱり今度デザイン画を持ってきて、おふたりにジャッジしてもらおうかな~」
打ち合わせが終わり、一階までふたりを見送りに行くとき。愛奈が積極的に楓に話しかけていて、彼はほほ笑みながらそれを聞いている。
「先日は本当にありがとうございました。お部屋をお借りできてすごく助かりました。よかったら今度、なにかお礼をさせてもらえませんか?」
「いえ。どうせ使う予定もなかったですから、お気になさらず」



