しばらくして、着替えを済ませた愛奈が戻ってきた。さすがにホテル内のショップでメイホリックのドレスは見つからなかったようで、優しいアイボリーカラーのシンプルなワンピース姿だった。
「足の怪我は大丈夫?」
志桜が聞くと、愛奈は軽くうなずいてみせた。
「うん、たいした傷じゃなかった。それより……本当にごめんね、志桜。私の不注意だったのにハルカとユリがおかしなこと言ったりして」
愛奈の言葉に志桜はホッと安堵する。
(よかった。愛奈は私がわざとやったんじゃないとわかってくれているみたい)
実はさっき、もしかしたら愛奈もハルカたちと同じように考えたんじゃないかと少し不安になっていたのだ。そうじゃないと知れて、安心した。
シュンとうなだれる彼女を励ますように、志桜はことさら明るい声を出す。
「ううん、気にしないで」
「ありがとう、志桜!」
それから彼女は楓にも頭をさげた。
「お部屋、ありがとうございました。それから友人たちが失礼な発言をしてごめんなさい。ちゃんと叱っておきますから」
楓はなにか言いたそうな様子で愛奈に目を向けたが、続いてチラリと志桜を見て、そのまま口を閉ざした。
「愛奈、お友達と合流しなくて大丈夫?」
「あぁ。疲れたから先に帰るって、メッセージが届いてた」
「足の怪我は大丈夫?」
志桜が聞くと、愛奈は軽くうなずいてみせた。
「うん、たいした傷じゃなかった。それより……本当にごめんね、志桜。私の不注意だったのにハルカとユリがおかしなこと言ったりして」
愛奈の言葉に志桜はホッと安堵する。
(よかった。愛奈は私がわざとやったんじゃないとわかってくれているみたい)
実はさっき、もしかしたら愛奈もハルカたちと同じように考えたんじゃないかと少し不安になっていたのだ。そうじゃないと知れて、安心した。
シュンとうなだれる彼女を励ますように、志桜はことさら明るい声を出す。
「ううん、気にしないで」
「ありがとう、志桜!」
それから彼女は楓にも頭をさげた。
「お部屋、ありがとうございました。それから友人たちが失礼な発言をしてごめんなさい。ちゃんと叱っておきますから」
楓はなにか言いたそうな様子で愛奈に目を向けたが、続いてチラリと志桜を見て、そのまま口を閉ざした。
「愛奈、お友達と合流しなくて大丈夫?」
「あぁ。疲れたから先に帰るって、メッセージが届いてた」



