「神室さん、彼と知り合いですか? さっき、ベッド写真以外は自分だと言いましたよね?」
「知り合いとは呼べないと思うけど……」
志桜は彼女にバーに行くことになった経緯を説明する。話を聞いた蘭は胸の前で腕を組み、深いため息をついた。
「なるほど。萩田さんの罠ってわけか。考えてみたら、全然バズってもいない投稿を偶然うちの会社の人が見つけるなんて不自然ですもんね」
蘭は社内に写真を拡散させたのは愛奈だと推理しているようだ。
(愛奈が嘘をついてまで私をあのバーに行かせたのは、この写真を撮るためだったの?)
写真は誰が撮ったのだろう。店にいた客のうちの誰かだろうか。
「本物に合成写真を一枚だけ混ぜてくるのも、嫌なやり口ですね。ぜんぶ本当っぽく見えちゃいますもん」
たしかに、三枚の写真をチラッと眺めた程度なら合成写真と疑う人などひとりもいないだろう。そのくらい自然に見えた。
「うわぁ。やっぱり思ったとおりの激ヤバ女だったじゃないですか~。私、あの手の女を見分けるの昔から得意なんですよ!」
蘭が忠告してくれていたにもかかわらず、まんまと騙されて、こうして心配をかける結果になった。志桜には返す言葉もない。
「――ごめんなさい」
「知り合いとは呼べないと思うけど……」
志桜は彼女にバーに行くことになった経緯を説明する。話を聞いた蘭は胸の前で腕を組み、深いため息をついた。
「なるほど。萩田さんの罠ってわけか。考えてみたら、全然バズってもいない投稿を偶然うちの会社の人が見つけるなんて不自然ですもんね」
蘭は社内に写真を拡散させたのは愛奈だと推理しているようだ。
(愛奈が嘘をついてまで私をあのバーに行かせたのは、この写真を撮るためだったの?)
写真は誰が撮ったのだろう。店にいた客のうちの誰かだろうか。
「本物に合成写真を一枚だけ混ぜてくるのも、嫌なやり口ですね。ぜんぶ本当っぽく見えちゃいますもん」
たしかに、三枚の写真をチラッと眺めた程度なら合成写真と疑う人などひとりもいないだろう。そのくらい自然に見えた。
「うわぁ。やっぱり思ったとおりの激ヤバ女だったじゃないですか~。私、あの手の女を見分けるの昔から得意なんですよ!」
蘭が忠告してくれていたにもかかわらず、まんまと騙されて、こうして心配をかける結果になった。志桜には返す言葉もない。
「――ごめんなさい」



