転生したら同じ家の王女だったので、復讐を決意しました。

しかも、この会話を聞いていると、ルーシェもグルだったようだ。




まさか、友人に裏切られたなんて、とリュナは衝撃だった。




レイナが死んで、少しでも悲しんでいるのかと思っていた友人が嬉しそうに、レイナを陥れたと言う事実を口にしているのだ。





「そういえば、ルーシェ様はなぜ私に協力してくださったの?」




「あら、カリナ様。そんなの簡単よ。私もレイナが大嫌いだっただけ」

「でも、ルーシェ様は、お姉様の、唯一の友人だったでしょう?」




「そんなの表面上よ。あの澄ました態度がずっと気に食わなかったんだから」



「私と同じなのね。良かったわ」