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「お姉様、今日の舞踏会のドレス、これはどうかしら?」







そう姉に問いかけるのはルミナリア王国の第二王女のカリナ=ノワール=ルミナリア。




彼女はロイヤルブルーの瞳に漆黒の髪を併せ持つ、可愛らしい姫である。







そして、カリナに問いかけられたのは姉である第一王女のレイナ=セレーネ=ルミナリア。






彼女も、神秘的な光を秘めた金色の瞳と光沢のある銀色の髪が特徴的な美女である。









「いいじゃない!カリナは、何着てもかわいいんだから、自信を持てば良いのよ」



「お姉様、ありがとう。お姉様こそ、今日のドレスとても美しいですわ」




「いいなぁお姉様たちは。私は、ここでお留守番なのでしょう?」





「ミレナ、仕方がないわよ。まだ10歳でしょう?私たちも、出られなかったわよ」