「「「え?」」」

野次馬とみんなの声が重なる。
その直後ー


笑いの渦にみんな巻き込まれた。



「やばぁッ!カッコつけて呼んどいて転ぶとかダサすぎるっ!!」

「意外とお茶目っ、、、ククッ、、」

「、、ッ、」


おー、、めっちゃ言うね、先生のこと。

E組の人たち、吹き出すのすごい我慢してる。肩が震えてるよ。


そんな中ー


〜〜〜♡♡♡〜〜〜

なぜ、このような事態に陥っているのか。
俺の名前は花柳(くりゅう)。E組の担任だ。

校庭に呼び出してE組の奴らの腐った頭を叩きのめすつもりでいたのに。

なんだ、この状況は、、、!
翠嵐に殴る直前、絶対転ぶはずのない何もない場所で転んだ。

なんだよ、これ、、、。

誰がやったんだ!?

こいつらの無様な姿を見せびらかすために読んだ野次馬たちと、こいつらをキッと睨む。