いや、怖いとか?女の人の方が強いって言うし、いやそんなことある?

優しそうな先生だったような、、。

そんな考えは次の瞬間、一瞬にして消え散った。


「おい、花柳!またおめぇは、提出遅れやがって、、、、定時超えてまで一緒に残骸しなきゃならねぇあたし身にもなりやがれ!!」

ードン!

扉が乱暴に開く。

え、え、、?

え、まってまってまって。この人、保健室の先生だよね?


え?


「え、っと、せ、先生?だ、大丈夫、ですか?」

やばい。情報量が多すぎてパニック状態。

「あら?始めてみる顔ね。もしかして、新しくきた、翠嵐うららさんかしら?」

さっきの顔はなんだったのかというほどけろっとした親切そうな先生。

え、さっきのは見間違い?

「す、すみません、すみません、、。きょ、今日中に出します」

保健室の先生にヘコヘコしている先生、始めて見た。

すごいな、この先生。最強じゃないの?この学校で。

「とっとと出しやがれアホ!ってことなんで、それじゃ!」

まるで嵐のように教室を出て行った。