泣いたせいで目が腫れる腫れる。
とりあえず水で冷やしてクリームを塗った。ちゃちゃっと支度をし、玄関に立つ。

「それじゃ、頑張ってきます、遙葉おねぇちゃん」

玄関にある遙葉おねぇちゃんと幼い私のツーショトを見て微笑んだ。

私が頑張ってこれたのは遙葉おねぇちゃんのおかげ。

そうやすやすと死んでたまるか。
私は絶対にバレない。


そう覚悟して学校へ行く足を進めた。



学校に着くと。まぁ、私の容姿だと流石に注目は浴びるわけで。髪色もそうだけど。編入生だし。


めちゃくちゃ目立ってる。


私にのしかかる人の視線に不快感を感じ、つい眉根をよせそうになる。
なんなの、これ、、、。