晴のうち、雨。

右京のまさかの涙に動揺が隠せない。

「だ、大丈夫ですか、、！？」

問いかけても右京の涙は止まること知らず。

なになに。なんで泣き始めた、この人。

困惑しかしない。

「えーっと、、、い、一旦落ち着いてください、、っ」

正直泣いている人に話しかけたことなんてないからどうすればいいのかもわからない。

え、どうしたらいいの、これ。

わっかんない、、けど、、っ。


「い、一回外に連れて行きますね、、っ！？えーと、、みなさん、待っててください！」

さあ、私は編入してきてなぜこんなにも教室から出る機会が多いのだろうか。

そんなことを思いながらも誰もいなくて落ち着けそうな場所。

そしてー、、

唯一監視カメラがついていない場所。

屋上に向かった。