先生に殴られたことだって何度もある。

最初はみんな泣いていた。

でも意味がないことに気づいてからなにも反応しなかった。

当たり前か。
幼いながらにもわかったのだから。

誰も自分たちを必要としてくれる人はいない。

そのせいで色んなことがトラウマになっていった。

暴力、暴言、孤独、恨み、願い。
道具のように扱われた日々。

俺たちは、、、どうしたらいいんだろう。

大人のロボットのように言う通りに生きるか。

はたまた嫌われてもなんでも自分らしく生きるか。

孤独になるのはどっちかなんて簡単に分かる。

でもそうするしかなかった。

日に日にみんなの目には諦めが宿り、顔も曇っていった。