それからの彼女の言動にはとても驚かされた。

監視カメラのことについて聞いたり。

それであの担任に殴られていた。

驚きのあまり、いつも寝ている奴らも起きて固まっていた。

かくいう俺も何もすることができず、ただ動けなかった。

あの先生に殴られてもケロッとしている編入生。周りを気遣えるくらい。

しかも殴られる前余裕そうに周りを見渡していた。

とゆうことは、殴られるまでの数秒間の間、彼女は周りを見渡すくらいの余裕があったということだ。

なに、この人。

もう何も言えない。

なんで、どうして。めっちゃ気になる。

もしかしたらと希望が芽生えたけど殴られたことでまた諦めたような表情になった奴らだってそのあとの彼女の言葉にまた希望の光がさっきよりも強く差し込んだ。