晴のうち、雨。

ここは上目遣いでうるうるした瞳が刺さるはず。

「うっ、、。えっとだな、、。とても優秀な編入生だと聞いているからE組に入って14人をどうにかしてほしくて、、な?」

まじですか。
それよりなんでそんな晴の人間と関わりの多い役についてるわけ?

「わ、私にできるかどうか、、」

「大丈夫だ。できる。たぶん、、」

たぶんって、、。

「わ、分かりました、、。で、でもっ、期待しないでくださいよ?」

これまた上目遣いうるうるお目目攻撃。結構使える。

そんなこんないってるうちに教室についた。
教室の扉を前に無表情でため息をつく。

「ほんとついてない、、」

なんで私がこんな役やらなきゃいけないんだか。
あーあ、、さっさと終わればいいのに。