「いいの? ……わたし、ライアの傍に……居ても」
「スズランが嫌でも離れない」
ラインアーサはそっとスズランを受け止め、寄り添う様に優しく抱擁する。
手紙を胸に抱いたまま、言葉が見つからずにいたスズラン。涙は止まっているのに、喉の奥はまだ熱い。
やがて、深く息をして───。
「……わたし、ずっと怖かったの。迎えに来てもらえなかった理由を知るのが。ライアが励ましてくれて信じてたけれど、それでも……もしかしたらって」
その瞳はまだ潤んでいる、しかしもう迷いは無い。ラインアーサは淡く虹色に煌めく瞳をしっかりと見つめ返して頷く。
「でも……捨てられたわけじゃなかったって分かって、それだけで胸の奥が……あったかくなって」
小さく、微笑むスズラン。
「マスターにも、セィシェルにも、酒場のみんなにも……周りから大切にしてもらって生きてきたんだって。そして、ライアにも何度も助けてもらって」
それは感謝であり、決意でもあって。
「だから……これからは自分の足で歩くって決めます! でも、、ライアが隣にいてくれるなら……もし迷っても、怖くなっても……ちゃんと、前を向けると思う」
「うん」
ラインアーサの声はどこまでも優しい。
スズランは少しだけ声を落として。顔を上げたまま、真っ直ぐに言葉を紡ぐ。
「だから、これから先……わたしと一緒に、歩いてください」
「スズランが嫌でも離れない」
ラインアーサはそっとスズランを受け止め、寄り添う様に優しく抱擁する。
手紙を胸に抱いたまま、言葉が見つからずにいたスズラン。涙は止まっているのに、喉の奥はまだ熱い。
やがて、深く息をして───。
「……わたし、ずっと怖かったの。迎えに来てもらえなかった理由を知るのが。ライアが励ましてくれて信じてたけれど、それでも……もしかしたらって」
その瞳はまだ潤んでいる、しかしもう迷いは無い。ラインアーサは淡く虹色に煌めく瞳をしっかりと見つめ返して頷く。
「でも……捨てられたわけじゃなかったって分かって、それだけで胸の奥が……あったかくなって」
小さく、微笑むスズラン。
「マスターにも、セィシェルにも、酒場のみんなにも……周りから大切にしてもらって生きてきたんだって。そして、ライアにも何度も助けてもらって」
それは感謝であり、決意でもあって。
「だから……これからは自分の足で歩くって決めます! でも、、ライアが隣にいてくれるなら……もし迷っても、怖くなっても……ちゃんと、前を向けると思う」
「うん」
ラインアーサの声はどこまでも優しい。
スズランは少しだけ声を落として。顔を上げたまま、真っ直ぐに言葉を紡ぐ。
「だから、これから先……わたしと一緒に、歩いてください」



