「……ライアは守るって言ってくれた。でも、ただ守られているだけなのは……嫌なの。今、自分に何ができるのかを考えたい。わたしにしかできないことがあるなら、ちゃんと向き合いたい。みんなの役に立ちたいの。
それに……マスターとセィシェルには、もう迷惑をかけたくない。今まで二人がわたしを育ててくれた日々は、全部宝物だから。
だから、どうか……恩返しをさせてほしいの。
逃げないで、ちゃんと自分の役目に手を伸ばしたい」
スズランなりの答えだ。
「俺も親父も、スズの事迷惑だとか思ってねえよ。ただ、スズがしたい事があるならちゃんと応援……したいって思う。それに俺は……」
セィシェルは最後まで言葉にせず、口ごもる。
「……スズラン。君がそう思ってくれたことが……嬉しいよ。でも一つだけ覚えていてほしい。君がどれほど前を向いても、どれほど強くあろうとしても……俺は君を独りで立たせたくないんだ。
君が役目に向かって歩き出すのなら、俺も一緒に歩く。あの時、君を守るって誓った。だから隣で君を支えるのは俺の〝願い〟なんだ」
スズランの答えに対して、ラインアーサが返した言葉は大方──いや、実質的にスズランへの求婚だった。会議の間がまた別の緊張で色めき立つ。
真っ直ぐに、それでいて優しくスズランを見つめる瑠璃色の瞳に一切の迷いは無い。
それに……マスターとセィシェルには、もう迷惑をかけたくない。今まで二人がわたしを育ててくれた日々は、全部宝物だから。
だから、どうか……恩返しをさせてほしいの。
逃げないで、ちゃんと自分の役目に手を伸ばしたい」
スズランなりの答えだ。
「俺も親父も、スズの事迷惑だとか思ってねえよ。ただ、スズがしたい事があるならちゃんと応援……したいって思う。それに俺は……」
セィシェルは最後まで言葉にせず、口ごもる。
「……スズラン。君がそう思ってくれたことが……嬉しいよ。でも一つだけ覚えていてほしい。君がどれほど前を向いても、どれほど強くあろうとしても……俺は君を独りで立たせたくないんだ。
君が役目に向かって歩き出すのなら、俺も一緒に歩く。あの時、君を守るって誓った。だから隣で君を支えるのは俺の〝願い〟なんだ」
スズランの答えに対して、ラインアーサが返した言葉は大方──いや、実質的にスズランへの求婚だった。会議の間がまた別の緊張で色めき立つ。
真っ直ぐに、それでいて優しくスズランを見つめる瑠璃色の瞳に一切の迷いは無い。



