君と、もう一度。




***


見慣れたマンションの、最上階の一番端の部屋。


高級感漂うその部屋の、キングサイズのベッドに私は降ろされた。


「………音」


──────そして、


強制的に視線を合わせられる。


「言いたいことはたくさんあるけど、…………どうして、俺の前からいなくなったの。」


どうして。


「………そんなの、冬空が一番わかってるでしょ」


「わかってる。だけど………」


どうして、再会してしまったんだろう。


「なら、聞かないで」


………私たちが一緒にいても、なにもいいことは起こらないのに。


「っ、でも………俺は、音羽に会いたかった」


むしろ、


「私は…………」


お互いに傷つくだけ。


「………会いたく、なかったよ」