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見慣れたマンションの、最上階の一番端の部屋。
高級感漂うその部屋の、キングサイズのベッドに私は降ろされた。
「………音」
──────そして、
強制的に視線を合わせられる。
「言いたいことはたくさんあるけど、…………どうして、俺の前からいなくなったの。」
どうして。
「………そんなの、冬空が一番わかってるでしょ」
「わかってる。だけど………」
どうして、再会してしまったんだろう。
「なら、聞かないで」
………私たちが一緒にいても、なにもいいことは起こらないのに。
「っ、でも………俺は、音羽に会いたかった」
むしろ、
「私は…………」
お互いに傷つくだけ。
「………会いたく、なかったよ」



