◇
・
「つかれた……」
生徒会に加入してからというもの、これまでとは打って変わって忙しい日常を送っているので、帰宅する頃には既に夜ということもしばしば。
つまり自宅学習の時間が前に比べるとかなり削られている。
その分を取り戻すため、昼休みはお気に入りの社会科準備室で勉強させてもらうようになった。
今日も日本史のおじいちゃん先生が日当たりの良い窓際でお茶を飲んでいる横で、午後の授業の予習に取り組んでいる。
「そういえば原さん、生徒会に入ったんだってねぇ」
外を眺めていた先生が、おもむろにそう問いかけてきた。
「あ、はい。よくご存知で……」
「一応私が生徒会の顧問だから。東間君から聞いたときは驚いたさ」
「へ!?」
さらりと衝撃の事実が。
考えてみれば当然顧問の先生はいるのだろうけれど、活動中に一度も姿を現したことはないから知らなかった。
「東間君はしっかりしてるからねぇ。私がいちいち見張っていなくてもちゃんと上手くやってくれる」
「しっかり……?」
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「つかれた……」
生徒会に加入してからというもの、これまでとは打って変わって忙しい日常を送っているので、帰宅する頃には既に夜ということもしばしば。
つまり自宅学習の時間が前に比べるとかなり削られている。
その分を取り戻すため、昼休みはお気に入りの社会科準備室で勉強させてもらうようになった。
今日も日本史のおじいちゃん先生が日当たりの良い窓際でお茶を飲んでいる横で、午後の授業の予習に取り組んでいる。
「そういえば原さん、生徒会に入ったんだってねぇ」
外を眺めていた先生が、おもむろにそう問いかけてきた。
「あ、はい。よくご存知で……」
「一応私が生徒会の顧問だから。東間君から聞いたときは驚いたさ」
「へ!?」
さらりと衝撃の事実が。
考えてみれば当然顧問の先生はいるのだろうけれど、活動中に一度も姿を現したことはないから知らなかった。
「東間君はしっかりしてるからねぇ。私がいちいち見張っていなくてもちゃんと上手くやってくれる」
「しっかり……?」



