「ようやくまともなやつができたか。せめてこの三分の一の時間で作ってくんと教えるのに使ってる時間が割に合わんけどな」
うぐ……チクチク言葉……ぐさぐさぶっ刺さります……。
まあ、桃先輩は口だけではなく本当に仕事が早いので何一つ言い返せませんが。
美人でコミュ力高くて仕事ができる超人、やっぱいるところにはいるもんだ。
「こら桃さん。もうちょっと素直に褒めてあげなよ。前の会計のことを思うとこうして素直に言うこと聞いてくれるだけでありがたいでしょ」
「あいつらと比べたら相手がチンパンジーでもその評価になるわ」
「それはそうだけど」
……生徒会に入って知ったこと二つ目。
これまでの会計たちの評価が散々なこと。
「あの……ち、ちなみに今までの会計さんはどんな方だったんですか……?」
ずっと気になっていたので今日は素直に聞いてみることにした。
その瞬間、三人が一様に苦い表情を浮かべる。



