「あ、悪魔会長いつからそこに……」
「今お前悪魔っつったか」
「ひぃぃぃ、すみません間違えました東間会長」
あくまじゃないですあずまです。似てるからつい間違えちゃった。似てるから。
「毎日毎日懲りもせずに逃げようとしやがって。ほら、さっさと生徒会室行くぞ」
「いいいいいいえ、きょ、今日は近所の公園で小学生たちとダンゴムシ運動会を開催するという大事な予定が……」
「またそれかよ。意味不明なこと言ってねーでさっさと来い」
「ひいぃぃ……すみませんんんんんっ」
ズルズルと引きずられるようにして連行されるわたしの様子を、行き交う生徒たちは実に不審そうに見ている。
こうして、自分の意志に関係なく毎日きちんと生徒会室へ足を運んでいる。皆勤賞である。
……そして、生徒会室に来たら来たで。
「ああもうだからな! こっちの欄は実際の支出を入力すんの! あんたが今見とる数字は事前に申請があった予算! 何回言わすねん」
「すすすすすすみませんっ」



