◇
「というわけで採用してきた。新しい会計のミチルだ」
「こんにちは原路留です。会計にさせられました。わたしのことはどうぞ二酸化炭素だと思って気にしないでください」
負けを認めてしまった日の放課後。
早速生徒会室に連れてこられたわたしは、生温かい目をした副会長と書記の二人の前で自己紹介をしていた。
「まあ、人手不足だから早いところ新しい会計欲しかったのは事実だしね。いいんじゃないかな。僕は副会長の木坂駿。よろしくね原さん」
「うちは姫城桃。書記。呼び方は桃でええよ。ちゃんと働くんならうちは誰でも歓迎や」
会長に引けを取らない美形だけど、会長とは違って優しそうなオーラが漂う副会長の木坂先輩。ちょっとホッとする。
そして外ハネボブがよく似合っている書記の桃先輩は、近づくと名前の通りふわりと桃の香りがした。香水というよりはシャンプーか何かの優しい香りだ。
今のところ二人の態度からは敵意も好意も感じられない。
「というわけで採用してきた。新しい会計のミチルだ」
「こんにちは原路留です。会計にさせられました。わたしのことはどうぞ二酸化炭素だと思って気にしないでください」
負けを認めてしまった日の放課後。
早速生徒会室に連れてこられたわたしは、生温かい目をした副会長と書記の二人の前で自己紹介をしていた。
「まあ、人手不足だから早いところ新しい会計欲しかったのは事実だしね。いいんじゃないかな。僕は副会長の木坂駿。よろしくね原さん」
「うちは姫城桃。書記。呼び方は桃でええよ。ちゃんと働くんならうちは誰でも歓迎や」
会長に引けを取らない美形だけど、会長とは違って優しそうなオーラが漂う副会長の木坂先輩。ちょっとホッとする。
そして外ハネボブがよく似合っている書記の桃先輩は、近づくと名前の通りふわりと桃の香りがした。香水というよりはシャンプーか何かの優しい香りだ。
今のところ二人の態度からは敵意も好意も感じられない。



