家に帰ってからは、家族以外からの連絡なんて入ったことのないわたしのスマホが、初めて見るような通知数を叩き出していた。言うまでもなく全て会長からである。
写真の猫は可愛かった。
……そして、そんな日々が毎日続けば、心が折れる瞬間というのはやってくる。
勧誘という名の付き纏いが始まってぴったり一週間後。
「おはようミチル。生徒会に……」
「〜~っ! 入りますっ! 入れば良いんでしょ入れば!!」
もはや当然のように一年三組の教室でわたしが登校するのを待っていた会長を見て、とうとう負けを認めたのだった。



