余命24時間、じれったくって妬けちゃって愛してる。

私の体が浮いたその時。世界の全てが止まった。
通行人や秒針のある時計。全てがパタと動きを止めた。心臓までが動きを止めたような錯覚に陥ったことは今もしっかりと覚えてる。
その時本当に大空から声が聞こえたのだ。強く、でも細く、達観したような声だった。しかも柔らかい。
「私がわかる?」
黙って頷くと優しいけど残酷な声が聞こえた。
「あはは。私は死神。人の死を選んでチャンスを与える存在。あなたは今死ぬ運命。けれど私にかかればもう一つだけ選択肢を用意してあげる。あなたに選べるのは二つだけ。「今・交通事故で出血死する」か「24時間後に心筋梗塞で死ぬ」この二つよ。それぞれの詳しい説明は選んだ後にするわ」