夜。
ドアの郵便受けが目に入る。そういえば、これ、いつから開けてないっけ。
開けると、溜まったガスや水道の公共料金の領収書。
「うわぁ…。」
手に取り、めくる。一番古いので、2月。
「3ヶ月前…。」
その領収書に埋もれて、質感の違う紙が入っていた。
「?」
四つ折りになったその紙を広げる。
『昨日は、怖い思いをさせてすみませんでした————』
あまりに驚いて、領収書の束を床に落とした。バラッと音がした。
『——あの髪飾り、ライブにもつけてきてくれてたよね?
いつも、応援してくれて、ありがとう。
佑月』
ドアの郵便受けが目に入る。そういえば、これ、いつから開けてないっけ。
開けると、溜まったガスや水道の公共料金の領収書。
「うわぁ…。」
手に取り、めくる。一番古いので、2月。
「3ヶ月前…。」
その領収書に埋もれて、質感の違う紙が入っていた。
「?」
四つ折りになったその紙を広げる。
『昨日は、怖い思いをさせてすみませんでした————』
あまりに驚いて、領収書の束を床に落とした。バラッと音がした。
『——あの髪飾り、ライブにもつけてきてくれてたよね?
いつも、応援してくれて、ありがとう。
佑月』



