年上彼女と年下俺様

大人でも苦手な物は苦手だ…。



「デコ出せデコ。これ貼って。」

「ちめたい…。」

「寒くねぇ?」

「ちょっと寒いかも…。」

「明日はバイト休みな?俺が連絡入れとくから。」

「ん…。」



ベッドに入って来た響に抱きしめられて眼を閉じた。



何か熱だして人に優しくされたの初めてかも…。



でも徐々に寝苦しくなって来て…。



「どした!?」

「気持ち悪っ…。トイレ!!」



トイレに駆け込んで吐いた。



重症だ…。



「気持ち悪いよぉ…。」

「熱上がってんじゃん。今から夜間救急行く?」

「行かない…。明日の朝まで我慢する。ってかトイレ!!」



最悪…。



ここまで具合悪くなったのは何年ぶりだろう…。



「里佳?」

「うんうん…。もう吐くのない…。」

「寝る?」

「うん…。」



ベッドまで手を引かれて戻った。