「・・・学校、飛び出してきちゃった」
「なあ、音」
「ん?」
「記念日まだやってなかったよな?」
「記念日?」
「埋め合わせをしたい。音と。俺音と別れた時からどこか、ふわふわしていたんだ。なんだる?生きていた心地がなかった。今は、その・・・隣にいたい」
「夢・・・私もそう」
私は、夢叶といなかった空間を埋めるかのように強くバグした。
夢叶の匂いは、太陽の香りだ。
「ーーーなあ、音」
私は、夢叶を見る。
「歌い手やめたけど・・・俺のこと、ファン1号として応援してくれないか」
「もちろん!応援はするよ!え・・・また、歌い手になるの?」
「まさか。もう、懲り懲り」
「じゃあ・・・何?」



