行き場を失った強心剤の点滴が無気力に安良城さんの腕に繋がれている。よく見ると他にも点滴らしき跡がついている。
桜坂さんの涙は本物だった。
くせや態度がどんなにひどかろうが幼馴染だ。泣いて当然だ。
「もう終わりにしましょう。私は最後に千鶴ちゃんが生涯を閉じたところでしっかりと付き合ってるってキスで表現したい。景、協力、しましょう?」
キス。それも悪くないかもしれない。
僕はゆっくりゆっくりと未鐘を抱きしめた。整った顔が僕の目の前にくる。
そうして暖かな感触がした。世界で一番幸せだ。
桜坂さんの涙は本物だった。
くせや態度がどんなにひどかろうが幼馴染だ。泣いて当然だ。
「もう終わりにしましょう。私は最後に千鶴ちゃんが生涯を閉じたところでしっかりと付き合ってるってキスで表現したい。景、協力、しましょう?」
キス。それも悪くないかもしれない。
僕はゆっくりゆっくりと未鐘を抱きしめた。整った顔が僕の目の前にくる。
そうして暖かな感触がした。世界で一番幸せだ。



