【短編】花が散れば花が咲きにけり

「私の彼氏に何してるの!通報するわよ!」
未鐘。僕は未鐘に傷ついて欲しくない。だって未鐘は、、、いや僕は未鐘を愛しているから。だからこそ僕は弱くなれない。
「お前とキスとかしねーよ。馬鹿か」
思い出したように言葉がこぼれ部屋じゅうを包んでいく。
「何よ。私は世間体がいい美少女よ」
桜坂さん。
「世間体とか関係あるのかよ。僕がキスするのは未鐘だけだ。離せ。」
未鐘と付き合う前の僕だったら黙って桜坂さんにキスされていただろう。けれど僕は未鐘の彼氏だ。浮気なんかしない。
「チッ。ちょっと利用してから離れたかったのに。うざ」
利用?安良城さんがなんで僕を利用するんだ。