【短編】花が散れば花が咲きにけり

「おかしいのはあなたたち二人なんだけど?人の彼氏横取りする趣味でもあるわけ?」
未鐘だ。「彼氏」と言ってもらえて僕は嬉しい。そして、僕も未鐘を守らないと。彼氏として。
「世間体よ。私と付き合った方が世間体がいいんだから。」
は?世間体なんてどうでもいい。僕は未鐘を愛しているから。途端。安良城さんが声を上げた。
「私の裏彼にならない時点であったまくる!チョロい胡散臭い男どもは私に服従してればいいの!裏彼になってデレデレして大人になったら私との子供を育てるだけでいいの。一生「裏彼」やってるだけでいいのよ!」
なんだよ。その考え。イライラする。