なんて朝からボヤいている。
「そんなことはないでしょ。」
それに、『ウチら』って、私も一括りにされたし....
「なに呑気なこと言ってんの!?
女子高生っていう、人生で一番華の時期といっても過言ではないこの時間も、もう半分が終わろうとしてんのよっ!?」
体から湯気が出てきそうなくらいの勢いだな.....
まあ、さ。
確かに、今しかできないことはたくさんあるだろうし、いちばん輝かしい時期ではあるとは思うよ?
そこは同意できるけど。
私はそこまで、恋とかそういうものにはイマイチ興味が持てない。
「でも、菜乃花。
結構告られたりしてるじゃん....」
男子とも女子とも分け隔てなく話せる菜乃花は、ビジュアルがいいことも相まって、結構男子からもモテる。
実際、高校に入ってからも何人かに告白されたって報告を受けたこともあった。
「でもさー、それって意味ないじゃん?
私が好き!って思える人じゃないとさ。」
「まあねー。」
結局は好き同士で付き合うんだし。
いくら、いろんな人に告白されたとしても、自分がその人のことを好きになれなければ意味はない。
菜乃花もその意見と同じみたいで。

