幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

「はっ……?」

「……」


シーンと静まる部屋。

特にわたしは真っ赤で、美緒ちゃんは目が点になっている。

だ、だって、そのまま言うとは思わなかったしっ……!

それに、あ、アタックって……。


「……燈くんが月のこと好きなのは分かってたけどっ、今ここで言うっ!? 告白だよっ」