幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

しかも、凪翔兄にはぎゅっと手を握られている。

「月ちゃん、出された課題やってきた?」

「月、昨日星さんと一緒にやったゲーム、楽しかったよね」

「え、えっと……」


二人同時に話しかけられて、わたしは苦笑いだ。


「さ、三人でお喋りしよっ?」

「えぇ……」