「た、ただいま。凪翔兄、朝、話の途中で行っちゃってごめんなさい……」

「朝? あぁ、あれ?」


目を瞬く凪翔兄。

あれ、もしかしてそんな怒ってないのかな……?

ほっと、安心した。


「なに、月。俺が怒ってるとでも思った?」

「う、うん……」