幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

ま、待ってたとは……!?

「な、なんで天川くんわたしの家知ってるの……?」

「え? そりゃ、知ってたから?」

答えになってないですよ天川くん……!!

思わずじっと睨むと、天川くんはおかしそうに笑った。


「嘘だよ。深魁さんがマンションに住んでることは知ってたから。ここら辺のマンションって、ここしかないでしょ?」

「な、なるほど……」

とりあえず、昨日実はつけてました……とかじゃなくてよかったっ!