幼なじみは一日十分、わたしを甘く溺愛したがる。

翌日。ベッドから起き上がってリビングへ向かったら、お母さんと……凪翔兄がいた。

わたしは思わずピタッと固まる。


「あ、月、おはよぉ〜」

「お、おはよ? な、なんで、凪翔兄。今日は学校行く日じゃないの?」


確か、そう言ってたような……。

凪翔兄の高校は遠いから、もう電車に乗ってる時間なはず。

すると凪翔兄は、ふっと目を細め笑った。