耳元で、そう囁かれる。
いつもの凪翔兄の声じゃなくて、もっと低い声。ぞくっとしてしまった。
「な、凪翔兄……?」
「こんなに何年もアタックしてるのに、全然男として意識してくれない」
な、何言ってるの……?
「凪翔兄が男の子ってことは、もちろん知ってるよ……?」
不思議になってそう伝えると、くすっと凪翔兄の笑った声が聞こえた。
いつもの凪翔兄の声じゃなくて、もっと低い声。ぞくっとしてしまった。
「な、凪翔兄……?」
「こんなに何年もアタックしてるのに、全然男として意識してくれない」
な、何言ってるの……?
「凪翔兄が男の子ってことは、もちろん知ってるよ……?」
不思議になってそう伝えると、くすっと凪翔兄の笑った声が聞こえた。

